毎日一つ、物を捨てる

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エントロピー増大の法則を説明するとき、秩序ある状態が無秩序な状態へ移行する例として、自然のまま放っておくと部屋はどんどん散らかり、外から故意に仕事を加えなければ(片付けなければ)整理整頓された状態には戻らない、みたいな話をされることがあるけど。

我が家はエントロピーが日々増大中だ。
要するに汚い。

子どもがいると、物は増える一方なのに、集中して掃除する時間も体力も足りない。
猫もいるから、いたるところに毛が落ちているし。

対抗するには、物を減らすより他ない。
溢れかえる物を、あっちからこっちに移動したところで、部屋が広くなるわけではないのだ。

毎日一つだけ、必ず何かを捨てる。

一日一つ捨てるだけ。
最近はこれを日課にしている。

当然捨てるべきゴミ(生ゴミとか、紙くずとか)の話じゃなくて、あいまいなまま、使いもしないで場所を占めている物を、一つ必ず捨てる。
これをするだけで、部屋は確実にキレイになる。

一日で劇的にキレイになるわけではないけど、少なくともキレイな状態に毎日一歩近づいているんだと思えることが、心の安定にすごくいい。

まずは子どもが触ると危ない物(尖っていたり、指を挟みそうだったり、口に入れてしまいそうな物)を中心に、毎日捨てていこうと思っています。

部屋が片付かないと悩んでいる人は、ぜひ試してみてほしいです。

子育ての練習。イタチ、猫

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つい駅舎から撮った、どうでもいい写真。
日が長くなってきた。


元来ぼくは気が短かく、すぐにイラっとするし、わりと手も出るし、暴言も吐く人間だったのだ。

家族や友人など身近な人々に対して、冷酷というか、残酷というか、横暴というか、そういうひどい対応をしてしまったことが実に何度もあった。
まあ世間知らずだったということかもしれないけれど。

だから本来ぼくは、子どもを育てるのにあまり向いていない人間なんだと思うけど、実際は、毎日子どものオムツを替えて、保育園の送り迎えをして、ご飯を食べさせて、風呂に入れている。
嫁のおっぱいを飲んでも眠れないようなら、寝るまでだっこしたりもする。

保育園の先生に「イクメンですね」と言われて苦笑いしたりしている。

そういう生活に馴染んでいることが自分でも不思議な気がするし、若い頃のぼくを知っている人からしたら、意外だと思ってびっくりするかもしれない。

当然歳をとったぶんだけ、自制が効くようになったというのもあるだろう。
10年前の自分だったら、自分の時間が全て子育てに奪われるような生活に、たぶん耐えられなかったんじゃないだろうか。


でも本当の理由は、誤解を恐れずいうならば、実はペットを世話した経験が効いているんじゃないかと思っている。「ペットを飼うのも、子どもを育てるのも同じだ」なんていうつもりはないけど、共通する部分はとても多いんじゃないだろうか。

「話しても分からない」相手の世話をすること

実家にいた頃に飼っていた犬なんかは別として(正確には親が飼っている犬だから)、自分の意思と責任で飼った初めてのペットは、二匹のフェレットだった。(要するに毛の長いイタチですね。)

フェレットは都会で飼うには手頃なサイズで、陽気で遊び好き、人懐っこい、鳴かないという素晴らしい動物なのだが、当然話して通じる相手ではない。見たらわかると思うが、イタチの頭なんてゴルフボールよりちょっと大きいくらいのものなので、脳みそなんてちょっぴりしかないのだ。

だからしつけなんて最初から諦めて、イタチの本能に寄り添うようにして世話をしていくしかない。

その後飼ったのは、今も一緒に暮らしている猫二匹。
猫はけっこう頭が良くて、こちらの言っていることをだいたい理解しているような感じはするのだけど、理解することと、それに従うことは全く別であり、要するに全くいうことを聞かない。(まあ、猫としては正しい生き方だけど)

そういうふうに「話しても分からない」相手の世話をすることが、子どもの世話をする下準備になっていたんじゃないかと、これは真面目に思っているのです。

日向時間


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「日向時間」とは、宮崎県人ののんびりした気質を表す言葉だ。

集合時刻になってやっと自宅を出るというようなルーズさ。また他人のそういったルーズさを寛大に受け止めるというような。

要するにおおらかというか、怠惰な気質のことを言うのだ。

 

ぼくは宮崎生まれの宮崎育ちで、体内時計は日向時間に設定されているので、うっかり東京に住みだした18、19歳くらいの頃は、都会のせわしないリズムに合わせていくのは大変な労働だった。(リズムが合わなくて、新宿駅の人混みを全く歩けなかったことをよく覚えている。)

 

今でこそ都会のペースに慣れたものの、用事をギリギリまで先送りするという怠惰な気質はそうそう変わらない。時には締め切りを超えて、人に怒られて、やっと取り掛かるといった生粋の怠け者なのだ。

 

最近では、会社に提出するマイナンバー関連の書類を、締め切りを2週間超えたところで怒られて、やっと提出した。

測量士補試験の申し込みをずるずると先延ばしにして、締め切り最終日の郵便窓口が閉まる直前にやっと申し込みをした。

まあその辺の管理能力はお粗末なものだ。

 

でもそういう風に誰かが怒ってくれるとか、厳格な締め切りがあるとか、そういうリマインダーが働いているものはまだいい。時期がくれば強制的に完了して、脳みそから出て行ってくれるわけだから。

 

問題だなーと思うのは、締め切りがなくて、誰にも指摘されないもの。ただ単に自分が気になって、脳の片隅にメモリとして居座っている案件。

 

そういう案件は、自力で処理しないといつまでも脳に居座って、無駄にメモリを食うので気をつけないといけないと最近強く思うようになった。

 

例えば、最近ぼくの頭の中でメモリを食っている案件は、

駅近くにできた新しい喫茶店。太極拳。電車の旅。

座禅。ホットサンドメーカー。など。

 

こういうのは、何もしないで頭の片隅に置いておくと、無駄にメモリを食うだけじゃなくて、頭の中で腐ってくる。

 

気になる店にはさっさと行ってみればいいし、太極拳や座禅は1日体験があるか探してみる。電車の旅にはすぐに行けなくても、関連した本を読んでみる。安いホットサンドメーカーを買って、試しに作ってみる。とか。

 

実際に動いてみて、新たな情報に更新していく。いらない情報は捨てる。

そうやって脳みそのメモリを解放しないと、古い情報を抱えたまま、ただただその場で足踏みしているような、そんな不毛な日々になってしまうと思うんです。


まあ、今は子どもの世話が優先されるので、脳内メモリ溜まりっぱなしなんだけど。

キズパワーパッドの凄まじい効果。自宅に常備したい医療用品ナンバーワン。

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今回大変お世話になった、キズパワーパッド(水仕事用)様。

傷に貼って一週間たったので剥がしてみました。

raikado.hatenadiary.jp

かなり治っているし、他人の目に触れてもよかろうと思うんですが、嫁から「ちょいグロ」との指摘を受けましたので、少しぼかしてみました。

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爪の間に残った黒いシミが、出血の多さを物語っていますが、傷自体はかなり落ち着いて、出血はほぼ無し。
体液だけが染み出している状態です。

肉が取れたというより、皮膚が厚めに取れたという程度の軽い傷だったんだろうか・・・。すごい重傷だったはずなんだけど。
こんなに治りが早いとは、正直想像していませんでした。

キズパワーパッドは「超高性能のかさぶた」

普通にできるかさぶたは、傷から出た体液が凝固し乾燥して、硬いフタになって傷を守るわけなんだけど、当然それは激しく動くと割れてしまうし、また水にも弱い。

キズパワーパッドは、かさぶたができる前に完全に傷を塞いでしまって、かさぶたそのものを作らせない。傷口の潤いを保ち、水や衝撃から守り、痛みが少なく傷を早く治すという、まるで夢のような商品なのでした。

うちは子どもが小さいので、もしものときのために、常備薬として買い置きすることに決定いたしました。

子育て中に、自分が風邪をひいたらもう終わり

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久々に風邪をひきました。
夫婦同時に。
(写真はお世話になったアクエリアス様)

熱はそんなに上がらなかったけれど、強烈な下痢と吐き気、頭痛、関節痛、寒気。
なぜか激しい胸焼け。
(たぶん胃腸がまともに働いていなかったんじゃないだろうか。)

そんなふうに体がつらくてつらくて、一秒でも横になっていたいときでも、当然子どもはご飯を食べるし、排泄もするし、甘えたがるわけです。

特にうちの子どもは最近歩き始めたばかりで、本人はやる気満々で毎日部屋中を歩き回ります。

ただ、まだまだ歩行は不安定なのでいつ転倒するかも分からない。(以前一度転倒して床で頭を打った後、顔面蒼白でゲロ吐いたときは、死んだかと思ってマジでびびりました)当然親としては一瞬も目を離さずついて回るしかないわけで。

「こ、これはホンマもんの地獄やで・・・」
と毎日歯を食いしばって生活していました。

(ちなみに猫にもごはんをあげて、トイレを片付けないといけないわけで。さすがに遊びの要請は断固拒否しましたが)

そんな風邪もなんとか回復し、現在は少し咳が出るくらいです。

皆さんも、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
特に子育て中の方は、本当に地獄を見ることになりかねないので、重々ご注意を。

測量士補の基本テキストにざっと目を通したらめまいがした。

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分厚い基本テキスト・・・。
多分頭から読んでも理解できないので、とりあえず目次を読んで、全体をパラパラと一通りめくってみた。

今更ながら分かったのは、
測量士補の知識が、土地家屋調査士試験の前提になってる
ということ。
当然といえばあまりに当然。
だって測量士補の資格を持った人が、土地家屋調査士の試験を受けられるんだから。

ダウンロードした土地家屋調査士試験の講義をいきなり視聴して、割と早い段階で挫折感を味わっていた。
どうりで分かんないわけだよ・・・。

ぼくが無知なのは仕方ないけど、でもこれはちょっと先に言ってくれていいんじゃないか先生。
先に測量士補の知識をつけとけよって。

二つは別の試験だから、別個に勉強をしてもいいんだとばかり思っていた。
こっちは全くの素人だから、その辺から分かってないわけなんですよ。

まあ今からしっかりやるしかないんで、肚を決めてやります。